最初に症状を分ける
メニュー音は出るのに本編だけ無音、特定の言語だけ無音、AVアンプを通すと無音、途中で途切れる、という症状では確認場所が違います。まず正常な別のディスクと、同じディスクの別音声トラックを試してください。
1. 音声トラックを選び直す
ディスクメニューで日本語、英語、解説音声などを切り替えます。次に再生ソフトまたはプレーヤーの音声メニューでも、選択中のトラックを確認します。メニュー音だけ出る場合、本編で選ばれた形式を受信側が処理できていない可能性があります。
2. 接続を最も単純にする
プレーヤーをテレビへHDMIで直接接続し、テレビのスピーカーから音を出します。これで音が出るなら、AVアンプ、サウンドバー、HDMI切替器、分離器のいずれかを戻したときに問題が再現するか確認します。
HDMIケーブルを差し直し、別の入力端子と正常なケーブルを試します。映像専用と音声専用のHDMI端子があるプレーヤーでは、接続先と出力設定が一致しているか説明書で確認してください。
3. PCMとビットストリームを比較する
受信側が選択中のDolbyやDTS形式を処理できない場合、音が出ないことがあります。まずPCM出力で音が出るか確認し、次にAVアンプが対応する場合だけビットストリームを試します。
PCMで音が出てビットストリームで出ないなら、プレーヤー故障と決める前に、テレビ、AVアンプ、サウンドバー、HDMI経路がその形式に対応するか確認します。設定名は機種ごとに違うため、別モデルの手順をそのまま使わないでください。
4. PCの出力先を確認する
Windows 11では「設定」から実際に音を出したいHDMI機器またはスピーカーを選びます。通常のWindows音も出ない場合は、Blu-rayソフトより先に音声ドライバーと出力機器を確認します。
Macでは「システム設定」→「サウンド」→「出力」で、Mac本体、ディスプレイ、接続機器を選びます。OSの音は出るのにBlu-rayソフトだけ無音なら、ソフト内の音声トラックと出力設定を確認します。
5. 一つずつ戻す
直接接続とPCMで音が出たら、AVアンプ、サウンドバー、ビットストリーム、音声処理を一項目ずつ戻します。改善した状態を基準にすれば、どの機器または設定で止まるか特定できます。
複数の正常なディスクで、最も単純な接続でも音が出ない場合は、機種名、ファームウェア、音声トラック、接続、出力形式を記録してメーカーサポートへ伝えてください。